達新工業は、成功大学産学イノベーションセンターにサステナビリティ報告書と温室効果ガス排出量の調査を委託しており、2024年第2四半期に報告書の完成を予定しています。成功大学のチームは、顔盟峯教授をプロジェクトリーダーに迎え、チームメンバーと共に、達新工業の各工場における炭素排出量診断や、完全なサステナビリティ報告書の作成などの業務を支援します。
この報告書は、達新工業が発行する初めてのサステナビリティ報告書となります。報告書の発行を通じて、環境、社会、企業統治の3つの側面でのサステナビリティ行動と実績を透明に開示し、ステークホルダーに対して、企業の持続可能な発展と社会的責任の実践における達新工業の取り組みと決意を示します。
この報告書で開示されるデータ期間および内容は、主に2023年度の情報を対象としています。報告書の範囲は、台湾の事業拠点(達新工業股份有限公司)を中心に、一部は中国の事業拠点(大陸達福塑料工業有限公司)、ベトナムの事業拠点(ベトナム達越責任有限公司、ベトナム達新富美公司)、ミャンマーの事業拠点(ミャンマー達新工業有限公司)を含みます。今後、達新工業は外部による検証を計画しており、より完全な情報をステークホルダーに提供することを目指しています。
温室効果ガスの調査に関して、現在の国際的な温室効果ガス削減のトレンドに対応するため、達新工業は「エネルギー節約」「温室効果ガス調査管理」「自主的な削減努力」を通じて、効率的なエネルギーと資源の使用を追求し、国際的な環境保護規範や国内の法規制に適合することで、環境に優しいグリーン産業システムの構築を目指しています。